
不動産売却で相場と同じくらい大切な「需要」の話
今回は、不動産売却において「相場」と同じくらい大事な「需要」についてお話しします。
「高く売れた・安く売った」の基準って?
「うちは高くで売れた」「安く売らなあかんかった」という話をよく聞きますが、その“高い・安い”の基準がとても大事です。
例えば、近くで1億円で売りに出ている土地があるとしても、立地や広さ、道路幅など条件が違えば当然価格も変わります。
価格の差は「需要と供給」のバランスから生まれる
不動産価格は、需要(買いたい人の数)と供給(売り物件の数)で決まります。
需要が多く供給が少なければ価格は上がり、逆なら下がります。
東京の価格が上がる理由も需要
東京は近年、国内外の需要増で価格が上がりました。外国人投資家も購入し、取り合い状態になった結果、価格が高騰しています。
自分の地域の「需要と供給」を知る重要性
・探している人がどのくらいいるのか
・近隣で売り物件がどのくらいあるのか
これを把握していないと、「安く売った」「高く売れたと思ったけど相場通りだった」という誤解が生まれます。
類似物件でも価格差が出る理由
似たような物件でも、売り出したタイミングや室内の状態で価格が変わります。
・売り出した時にライバル物件が多いか少ないか
・室内がリフォーム済みかどうか
こうした要素が価格差を生むんです。
「同じ土地」でも条件が違えば価格は変わる
大きさ・立地・道路幅・用途などで需要の種類が違うため、結果的に価格も変わります。
まとめ:「需要と供給」を理解して高く売ろう
「高く売りたい」と思うなら、“高い・安い”の基準を正しく知ることが大切。その基準が「需要と供給」です。
高い査定額に惑わされず、複数の不動産会社に相談して正しい情報を集め、自分で納得して売却することをおすすめします。
